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マウスピース型矯正装置(インビザライン)
一般的な矯正治療は歯に装置とワイヤー(針金)を装着して、ワイヤーの調整や交換を行うことで歯を動かし治療していきますがマウスピース型矯正装置(インビザライン)の場合、装置やワイヤーを使用せずにマウスピース型の装置を使用することで歯を動かして治療していきます。
※マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
未承認医薬品を用いた治療について
- ①未承認医薬品であること
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医薬品です。 - ②入手経路
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は米国アライン・テクノロジー社の製品であり、 アライン・テクノロジー・ジャパン社を介して入手しています。 - ③国内の承認医薬品等の有無
国内にもマウスピース型矯正装置として、医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。 - ④諸外国における安全性等に係る情報
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、1998年にFDA(米国食品医薬品局)から医療機器として認証され、販売認可を受けています。世界100か国以上の国で提供され、1700万人を超える患者様が治療を受けられている治療方法で、重篤な副作用の報告はありません。 (2023年12月末現在) - ⑤医薬品副作用被害救済制度の対象外
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
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誰でもできるの?
こんな人にぴったり!
- ・矯正装置がギラギラするのがいや!
- ・矯正器具を付けた大がかりな治療は勇気がでない・・・
- ・金属アレルギーがある
- ・外食のときに装置に食べ物が挟まるのはいや!
- ・こっそり矯正治療したい!
- ・装置による痛みや違和感が心配・・・
- ・矯正で歯磨きが難しくなったり時間がかかるのが心配
- ・費用を抑えながら、審美性の高い治療をしたい
- ・ちょっとした隙間を気軽に治療したい
- ・検査のときの歯型採りが苦手!
- など
マウスピース型矯正装置(インビザライン)の特徴
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1.審美性の高い治療
透明のマウスピース型矯正装置(インビザライン)を使用することで、まわりの人に気づかれることなく、矯正器具を付けた治療と同じように歯を移動させることができます。
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2.着脱ができる矯正装置
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は必要に応じて着脱ができます。衛生的に、生活の中で不自由を感じることなく治療を進めることができます。
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3.デジタルスキャナーを使用
患者様の歯型をデジタルスキャナーを用いて採得することで、患者様の治療計画や治療ゴールを3Dで管理することができます。患者様自身も治療終了時の歯並びをイメージしやすくなることに加えて、完全オーダーメイドのマウスピース型矯正装置(インビザライン)を製作することができます。
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4.詰め物・被せ物があってもOK
マルチブラケット装置を歯に接着させる一般的な矯正治療の場合、装置が詰め物や被せ物に接着しにくく、外れてしまうことが多くあります。マウスピース型矯正装置の場合、装置が外れる心配やそれに伴う治療期間の延長がないため、詰め物・被せ物がある方にご提案している治療方法です。
コンピュータとマウスピース頼りでは治りません
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、スキャンした歯並びや噛み合わせの情報をもとに、シミュレーションソフトによって治療計画が立てられます。そこから、治療計画に合わせてマウスピースが作製されるため、コンピュータとマウスピースによって歯並びが治ると認識されている患者様が多くいらっしゃいます。
しかし、実際には、シミュレーションが出されてから、歯科医師が修正指示を出し、適切な治療計画へ変更する診断をおこなっています。その「診断」なくして、良い治療結果に導くことはできません。あくまでも、マウスピース型矯正装置は歯並びを治すための装置であり、適切な診断のもと治療をおこなう必要があるのです。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)を使うメリット・デメリット
メリット
- 透明で目立たない
- 着脱が可能
- 固定式の矯正装置と違い、従来通りの歯みがきが出来る
- 金属アレルギーの方でも治療出来る
- 他の矯正装置と比べて違和感が少ない
- 他の矯正装置と比べて来院時の治療時間が短い
デメリット
- 適応できるケースとできないケースがある
- 装着時間が治療の進行スピードに大きく関係するため自己管理が重要になる
- 慣れるまで装着時に発音しにくい
※マウスピース型矯正装置(インビザライン)矯正装置の場合、抜歯した際にできる隙間を閉じることが出来なかったり、ケースによって適応できない場合があります。そのため適応できるかどうかは一度ご相談ください。
※マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
治療の流れ
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Step.1
歯型を採る
それをもとに透明のマウスピース型矯正装置(インビザライン)を作製
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Step.2
作製依頼を出す
歯科医師が決定した治療ゴールにむけて作製されます
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Step.3
マウスピース型矯正装置(インビザライン)が出来上がる
治療ゴールに向けて少しずつ歯が動くように作られた装置が届きます
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Step.4
来院・装置のお渡し
歯の動き方などを診て段階に合わせて装置をお渡しする
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Step.5
マウスピース型矯正装置(インビザライン)の交換
歯の動きに合わせて来院していただきマウスピース型矯正装置(インビザライン)を交換します
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Step.6
マウスピース型矯正装置(インビザライン)の交換を繰り返し治療終了
治療の最終ゴールまで都度来院していただき装置の交換をします
<治療を進めるポイント>
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、装置の形にそって歯が少しずつ移動していくことで治療が進んでいきます。そのため装着時間が長ければ長いほど歯が動き、効果が出やすくなります。